『Empire of Sin エンパイア・オブ・シン』とは、1920年代の悪が輝いた狂騒の時代のアメリカ・シカゴを舞台に、禁酒法下の大都市で繰り広げられる究極のクライムストラテジーです。
アル・カポネをはじめとする個性豊かな「14人のボス」から1人を選び、敵対する全ての組織を壊滅し裏社会の頂点に立て!
PS4、Switch向けに2021年2月25日発売です。PC版(Steam)は2020年12月2日に発売しています。
ゲームの特徴
■究極のクライムストラテジー、ここに誕生
ストラテジーゲームの雄、パラドックス社(代表作:Cities: Skylines、Crusader Kings III)と、Romero Games(創設者John Romero・Brenda Romero)の強力タッグで送る本作は、遊ぶたびに新たなゲーム体験をもたらす究極のクライムストラテジー。暗黒街では、銃を抜いたその場が抗争の舞台。射線・遮蔽物・スキル、すべてを計算し略奪せよ。■裏社会の頂点に立つためには、どんな手段も厭わない
自身の支配領域で「密造酒製造工場」を作る事で莫大な資金を得ることが可能で、その密造酒を軸に、闇酒場・簡易宿泊所・カジノの経営を行い、経済で裏社会を牛耳る事となる。抗争による略奪も財産を築く手段となる。また、警官を買収することも可能。■闇の人材をスカウトし、強力な組織を築きあげろ
エンパイア・オブ・シン公式
敵対勢力は曲者ぞろいのギャングたち。殺し屋から闇医者まで、有能な人材をスカウトし、勢力を拡大して対抗しよう。裏社会を生き抜くには外交も時には必要。ただし、同盟を結ぶも、力で脅すも、寝首を掻くも、全てはプレイヤーの選択次第。登場するギャングそれぞれにドラマが展開する点も見逃せない。
プラットフォーム | PS4/Switch/Steam |
ジャンル | シミュレーション |
プレイ人数 | 1人 |
価格 | 6,589円(税込) |
メーカー(開発元) | セガ(Romero Games) |
リリース日 | 2021年2月25日 |
海外サイトの総合評価
個性豊かなギャングたち
経営シミュレーションとターン制ストラテジーの融合
奥深い戦闘とカスタマイズ要素
クラッシュやバグが多すぎる
Switch版はパフォーマンスが悪い
アメリカの「Romero Games」とスウェーデンの「Paradox Interactive」とのコラボ作。
国内販売はセガが行っています。
海外ゲームレビューの評価&海外の反応
ストラテジーとして非常に楽しいがSwitch版はパフォーマンスが悪い
SCORE 65/100
トップダウンの戦術的なRPG戦闘と、ビジネスや不動産管理のシム的な側面を持つこのゲームは、1920年代のシカゴで生まれたばかりのギャングを操り、社会のカスからギャングをマフィアのボスに引き上げることを任務としています。
ただ、Switch版は技術的には非常に粗いゲームです。ビジュアルはぼやけていて、服や石畳のように、ある程度の立体感があるはずのテクスチャが平らになっています。遅延が頻繁に発生します。
1920年代のシカゴを歩くのはとても楽しく部分的にはオープンワールドの側面もあり、探索は実際の場所にいるように感じられます。しかし、プレイでは戦闘セクションにほとんどの時間を費やすことになるでしょう。


戦闘は、グリッド上での戦術スタイルで移動、攻撃、特殊能力の使用などのアクションを実行するターン制で各ユニットにはカスタマイズの要素も豊富にあります。
このゲームには良いところがたくさんあります。戦闘には、様々なプレイスタイルで楽しむことができます。外交システムは、すべてのプレイをユニークなものにしてくれます。
創発的なゲームプレイが楽しいという考えのもとに作られたゲームであり、その通りだと思います。だからこそ、技術的な問題があるのが残念です。Nintendo Switchでプレイするにはパフォーマンスが悪すぎます。
- ディープで楽しい戦闘
- それぞれのギャングの斬新な物語
- スプレッドシートは便利なだけでなく、操作も簡単です
- 複雑な相互作用を持つ重いシステム
- 性能や技術的な問題が多い




戦闘は、XCOMスタイルのターン制となっているが、XCOMほど難しくない
素晴らしいアイデアとゲーム性を秘めているがバグとクラッシュが多すぎ
SCORE 40/100
『Empire of Sin』は、それぞれのバックストーリーを持つ特徴をもった新進気鋭のマフィアたちから主人公を選ぶことになります。実在のギャングから架空のキャラまでが勢揃いし印象的なデザインと声優陣によって演じられています。
ゲームでは、多数のメニューの中から、管理システムやRPG的な要素、XCOMスタイルのターン制戦闘で構成され、どれも把握するのには難しくなく第一印象は良好です。戦闘は、まず数人の凶悪犯を雇った後は、ターン制の戦闘要素に取り掛かることになり、最初は刺激的です。


悪態をついたり、トミーガンの火を吹きつけたり、凶悪な近接攻撃のアニメーションを、一貫して素晴らしいジャズのサウンドトラックに合わせたりと、雰囲気のあるものとなっています。
しかし、ここでのターンベースの戦闘はせいぜい退屈で平均的なものです。敵のAIは全体的にかなり貧弱で、カバーの中を走り回ったり、攻撃を受けたり、チャンスを逃がしたり、自分の位置に関して全く無意味な判断をしたりします。敵も使いまわしが多いように感じられます。
新しく取得可能なスキルも豊富で様々な戦術が可能だが、強力なスキルも多く使い過ぎると緊張感ある戦闘が楽勝になってしまう。しかも、更に多くのバグやクラッシュが発生するので、超人的な忍耐力も必要になるでしょう。


このゲームは、間違いなく素晴らしいアイデアで、シカゴの犯罪史の非常に説得力のある時代を舞台に、経営シミュレーションとターンベースのタクティカルアクションを巧みに融合させています。
しかし、技術的な問題やゲーム性を壊すバグ、中途半端で不完全な感じの管理システムや戦闘システムに阻まれています。現状では事実上お勧めすることは不可能で、今後のアップデートで評価は変わるでしょう。
- 非常に説得力のある時代設定と素晴らしいアイデア
- 犯罪帝国の経営とターン制のギャングアクションの融合
- 素晴らしいキャラクターと声優陣、そして独創的な悪口もたくさんある
- あまりにも多くの不具合やクラッシュに悩まされています
- バグで進歩を失うことになる
- ターンベースの戦闘はAIが貧弱でかなりショボい
- 経営面が簡単すぎて勝負にならない




進行不能のバグや不具合は大型アップデートPatch 1.03にて、かなり解消されているようだ
少人数で作り上げたとは思えないクオリティの高いマフィアゲーム
SCORE 80/100
『Empire of Sin』にはバグがあり、映画のような荒い場面もあります。しかし、Romero Gamesはわずか30人のチームでこのプロジェクトを成功させました。
洗練されていても何百人もの開発者、あるいはそれ以上の開発者が関わっている他のゲームと比べると、これはかなりのインディー プロジェクト、あるいはAA(ダブルエー)作品と言えるかもしれません。


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