『Cloudpunk』とは、サイバーパンクの街を舞台に配達ドライバーとして荷物を届け、様々なキャラクターと交流するアドベンチャーゲームです。
舞台となるのは、巨大な未来都市“ニヴァリス”。主人公のラニア(女性)は、半合法的な配達会社クラウドパンクの配達ドライバーとして初の任務に就く所から物語はスタートする。
Nintendo Switch版、PS4版は2020年10月15日発売。Steam版は2020年4月24日に発売しています。
ゲームの特徴
巨大な垂直サイバーパンクの街を探検車や徒歩で探求
ラニアの目を通して企業の陰謀、ハッカー、不正なAIの世界で謎を解明
多様なキャラクターに会い、日常生活に没頭
あなたの決定はニヴァリスの住民に永続的な影響を与えます
隠された場所とアイテムを発見して、追加の物語をアンロック
任天堂-Cloudpunk
プラットフォーム | Switch/Steam/PS4/Xbox One |
ジャンル | アドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
価格(DL版) | Switch-2,570円 Steam-2,200円 |
メーカー(開発元) | Merge Games(ION LANDS) |
リリース日 | 2020年10月15日 |
海外サイトの総合評価
ボクセル調の美しいグラフィックとサウンド
のんびりとしたサイバーパンクの世界体験
魅力的なキャラクターとの対話と物語
プラットフォームによって低下するパフォーマンス
人によっては退屈するストーリー
サイバーパンクの世界で配達屋ドライバーとして未来都市を探索するのがとにかく楽しいゲーム。
戦闘やパズルはなく、物語や世界観を楽しむことに重点を置いたボクセル風のビジュアルで優れたサウンド。
Switch版については、パフォーマンス不足で快適にプレイ出来ないのでオススメできません。
海外ゲームレビューの評価&海外の反応
素晴らしいビジュアルとサウンドだがSwitch版でのプレイには適さない
SCORE 50/100
このゲームは、サイバーパンクの世界を舞台にした配達ドライバーの話で、一見すると興味深い世界観ですが、ストーリーとしては退屈です。
PCから移植された『Cloudpunk』は、Minecraftでブレードランナーを再現したような未来都市を舞台にしています。
プレイヤーの役割は、空を飛ぶ乗り物HOVAで荷物を受け取り配達するのが仕事となります。ミッションを通じて街の歴史を学び、住人たちと交流しながら進めていきます。
ビジュアルは素晴らしく、シンセウェーブな楽曲は、プレイヤーが本当に未来都市で夜勤をしているかのような雰囲気を醸し出しています。
また、メインクエスト以外にもサブクエストや収集品、服のアップグレードなどあり、その世界観の雰囲気に浸ることが醍醐味と言えるが、そもそもストーリーがつまらない。
ストーリーは、多数のSFの比喩がミックスされています。まぁ、それは別にいいですが、声優の演技がとにかくひどいものだ。
世界観を語る登場人物との会話は電話で行われるが、その対話が非常に長い。通話しながら移動可能だが、長く続くおしゃべりが楽しいはずの探索の雑音に聞こえてしかたない。
Switch版『Cloudpunk』は技術的な問題もあり、美しいサイバーパンクの風景が、描画距離が小さいのでうまく表示されず、ゲームが止まってしまう事があり非常にイライラした。
『Cloudpunk』は素晴らしいコンセプトを持っていますが、そのポテンシャルを十分に発揮できていません。
魅力的なファンタスティックな雰囲気と世界観は、それを裏付けるだけの十分なストーリーではなかったです。
Nintendo Switch版は、このゲームをプレイするのに適したプラットフォームではないかもしれない。
サイバーパンクなこの世界でのんびりしたい人にオススメなゲーム
SCORE 80/100
『サイバーパンク2077』の発売が何度も延期されている中、ダークなディストピアのネオン世界を探検したくなってきたか?
このゲームは、自分が何に巻き込まれているのかを理解していれば、しばらくの間は飽きずに遊べるだろう。
あなたはラニア、ニヴァリス街の半合法的な配達会社Cloudpunkの新たに雇われた配達ドライバーだ。
このゲームは基本的には配達をするゲームで、ちょっとした探検やキャラクターとのやりとりもあり、それ以上のことを期待していない限りは、とてものんびりとした楽しい体験ができるぞ。
戦闘はなく、面白いストーリーと巧妙に書かれたキャラクター、そして愉快でユーモラスな台詞が詰まっている。
『ゴーストオブツシマ』と『仁王2』をプレイした後に遊ぶと、このゲームは非常に新鮮に感じる。サイバーパンクな未来を探索し、登場人物たちの複雑な物語を紐解いていくのが、非常にのんびりとしていて本当に楽しかった。


おかしなAI、悩めるアンドロイド、話しかけてくる人には皆ストーリーがあり、楽しい会話が繰り広げられた。さらにフルボイスなのが驚きだ。
さらに人間と機械の論争やアイデンティティーの闘争など、非常に時事的で、これからの未来に起こりうる問題に焦点があり驚かされる。
主人公とカスタムAIとの会話のやり取りは、とても温かく、気の利いた答えや遊び心ある会話が楽しいものだ。
物語ではミッション中には、選択肢によって結末が変わる話もあり、考えさせられる場面も多かった。
このゲームは、ボクセルベースなグラフィックなので万人受けするものではないかもしれないが、光源やネオンサインなど他のゲームにはないユニークさに感心させられる。
サウンドも素晴らしくサクサクとした未来的なトーンの音楽が、旅を楽しくさせてくれる。グラフィック、サウンド、ライティングの全てが相まって、この世界に引きずり込まれ夢中になれる。
ただ、描画距離がかなり低いのか、1度だけクラッシュしたことがあった。それでもこのゲームは価値のある本当に面白いゲームだと断言できる。
のんびりとしたこの世界観が好きな人には夢中になれるゲームだ。さて、それではまたニヴァリスの世界に行ってくるとするか。


個性的なキャラクターは、今年発売された中で一番の魅力を持っている
SCORE 90/100
未来都市の大空を駆け回る車、高層ビルの間をくねくねと移動する車、数々のSF映画で描かれてきた光景だが、このような街並みをドライブできるゲームはほとんどない。
ドイツのインディーデベロッパー「Ion Lands」が開発したサイバーパンクゲーム「Cloudpunk」は、まさにこの種のドライブと探索を中心としたゲームです。
ゲームプレイは非常にシンプルです。空飛ぶ車を運転 (Hova と呼ばれる)して、荷物を受け取り配達する、戦闘もパズルもなく隠れまわることもない、快適で穏やかな冒険です。
メインストーリーは面白いが、この世界をユニークなものにしているのは、サブクエストやそれに登場するキャラクターたちです。個性的なキャラクターがニヴァリスの世界を特別なものにしてくてれいます。
よく描かれたキャラクターと声優陣は、AAAゲームにも引けを取らない特質すべき点です。
そして、ニヴァリスの街そのものも素晴らしい。セミオープンな7つのメインエリアに分かれ、さまざまなアイテムの収集やNPCとの会話からも世界観が伝わってきます。
また、アイテムを売買する多数のベンダーは、上層には日用品、下層には麻薬の売人、周辺地域の価格帯の違いなど、経済状況の結びつきや格差が世界に深みを与えています。
ニヴァリスは歩くこともできますが、運転している時が特に気持ちいいです。レースゲームではありませんが、加速とブレーキ、ホバリングコントロールなど、運転自体がとにかく楽しい。


スピードやハンドリンクを向上させるアップグレードやカスタマイズもあり、ゲームの追加要素として十分に楽しめます。
ゲームはすべて夜間で繰り広げられ、ブレードランナーやフィフス・エレメントにインスパイアされたデザイン、美しいパーティクルやボクセルアートスタイルに釘付けになります。
ビジュアル、サウンド、世界観とキャラクター、すべてが優れたこの作品は、深いものこそないが、のんびりとリラックスして楽しめます。
ユーザーレビュー
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